塩は女性とは関係ない?土俵に撒かれた塩が持つ意味や理由とは?

塩は女性とは関係ない?土俵に撒かれた塩が持つ意味や理由とは?

大相撲の京都・舞鶴市巡業で市長が土俵上で倒れた際、それを救助に向かった女性に対して「土俵から降りてください」というアナウンスがあり女性差別と問題になりました。
大きく問題となったのはアナウンスですが、市長救出後、土俵上に塩が撒かれました。塩といえば古くから清めの意味があるので、そのため女性が土俵に乗ったことを清めようとしたなどとしてこちらも女性差別だと批判されています。
今回は何故土俵に塩が撒かれた理由や意味を手短に解説したいと思います。

塩が撒かれたのは「倒れたこと」が二度と起らないように清める為

相撲界では元々土俵上で力士が怪我をするたびに土俵に塩を撒いています。
これは怪我をしたとき、そのようなことが二度と起らないようにと清める為です。
そのため今回の塩が撒かれた背景はその土俵で二度と人が倒れないようの意味を込めて塩を撒いたわけです。
なので塩を撒いた理由には決して女性差別はありません。では何故ここまで塩が注目されるようになったのでしょうか?

塩が注目を浴びたのは、「女性差別」が1人歩きしたためか?

今回の出来事が大きくなったのは時代錯誤な女性への批判です。古くから相撲界は歴史があり女性を土俵に上げることは禁じられていました。
これ自体は古くからの仕来りで私としては問題ないと思います。普通の取り組み中に女性が乱入し、今回のような「アナウンス」があっても特に問題にはならなかったでしょう。
ただ今回は市長が倒れ一刻の命を争っている状態でした。そのような状況で命を助けれる女性を土俵から払いのけるのはある意味、命よりも仕来りを優先していると見られかねません。
今や世界中で男女平等が叫ばれる中でのこの対応は「女性差別」として大きく取り上げられました。
そうした中での塩を撒いた行為は「女性差別」に敏感となった人々に対して目を付けられる形となり、結果的に塩を撒かれた意味が「女性の穢れを祓う」と解釈され今回大きく広まったのでしょう。

まとめ

塩を撒いた意味は決して女性差別の一環ではありません。ただ今回の件で相撲界による時代錯誤な女性への対応が分かった為、これから相撲界はあらゆることに対して慎重にならなくてはならないでしょう。