モビルスーツの装甲材質解説ルナチタニウムやガンダリウム、チタン系合金の違いは?[ガンダム]

宇宙世紀

よくRX-78ガンダムの装甲はザク・マシンガンを跳ね返すほど硬いと言われていますがそれは何故なのでしょうか?

詳しくは知らない人もいるのではないでしょうか?

ガンダム世界のMS(モビルスーツ)の装甲に使わている装甲材質はそもそもアニメなどの劇中では詳しく語られることのないある意味裏設定的存在といえます。

そこで今回はそんなMSの装甲材質について出来る限り難しいことは簡潔にしながら解説したいと思います。

主な装甲材質の一覧

ルナチタニウム合金

ガンダムの装甲がよく硬いと言われているのはこのルナチタニウム合金を用いているためです。一年戦争時で地球連邦軍が使用していた装甲材質の1つです。

ルナチタニウムはチタンやアルミニウムといった複数の金属などで構成された合金であり宇宙世紀0064年には開発されています。名前の由来は月で精製されていたチタンの合金であることが由来です。(月は英語でルナ)

ザク・マシンガンを跳ね返したことから分る通り従来の装甲に用いられていた材質よりも強度があり、ガンダムの性能の高さを示す要因にもなっています。

この材質はガンダム以外にも一年戦争時ではガンキャノンやホワイトベースなどにも用いられており、ルナチタニウム合金が採用されている兵器は一年戦争では強度な装甲を持っているといえます。

ただその圧倒的な防御力を誇る一方コストもかなり高く、ガンダムの量産型の位置付けであるRGM-78ジムはコスト問題から従来で使われていたチタン系合金を採用しています。

一年戦争末期でもコスト面はクリアに出来なかったのか、連邦軍における一年戦争最強の量産機としても言われるジム・スナイパーⅡですらチタン・セラミック複合材を使用しています。

このことから分る通り一年戦争ではルナチタニウムは量産機に用いられることは限りなく少なく、あったとしてもその量産機は少数生産型でありました。

その後のルナチタニウム合金ですがその名が出ることは殆どありません。

それはガンダリウム合金に名が変わったためです。ガンダリウム合金といえば有名ですが実は元はルナチタニウム合金というわけです。

では何故名前が変わったのかというと「ガンダリウム」の「ガンダ」はあのガンダムから取られています。

一年戦争でルナチタニウム合金を用いたRX-78ガンダムが活躍したことで装甲材質としての知名度が上がり、それ故にガンダムが使った装甲材質として「ガンダリウム合金」と名が変わることになりました。

ガンダリウム合金

一年戦争後、ガンダリウム合金と名が変わりましたがその後はガンダム開発計画で開発されたガンダムの装甲材質に用いられています。

連邦軍以外でもアクシズは3つのガンダリウムを開発します。その3つが連邦軍のガンダリウム合金を再現したガンダリウムα、他にもガンダリウムβや後にアナハイム・エレクトロニクスにも技術が伝わるガンダリウムγといった存在があります。

特にガンダリウムγはアナハイム・エレクトロニクスで開発された機体に多く使われリックディアスやZガンダムなどに用いられ、Zガンダムはガンダリウムγ無しでは実戦配備は難しかったとされています。

当初はアニメZガンダムの時代である0087年においてガンダリウムγの技術の機体を使用している勢力はエゥーゴとアクシズのみでしたがアナハイム・エレクトロニクスがティターンズにガンダリウムγ採用のマラサイを無償提供したことによりティターンズ内でもガンダリウムγの機体を見受けられることになります。

第二世代MSに定義される条件にはガンダリウムγの採用の定義が存在しています。

その後も幅広い陣営のモビルスーツで使われ続けておりガンダリウム合金はMSの装甲材質の1つとして幅広く使われています。

チタン系合金

一年戦争時、ルナチタニウム合金はコストが高いため連邦軍ではジムなどの量産機の多くにチタン系合金を使用していました。

ガンダム世界では「チタン系合金」なので現実のチタン合金と一緒では分かりませんが現実におけるチタン合金は軽く、強度面や耐腐食性に優れているそうです。

F-22などの戦闘機などでも採用されることがあり、MSで採用されてもおかしくはありません。ただチタン合金は高コストであることが欠点して挙げられています。

この点はガンダム世界と現実では異なってくる部分だと思います。

ガンダム世界においてのチタン系合金は量産機の装甲として使うにはコスト的には安いため採用されていると伺えます。

強度的にはもちろんルナチタニム合金の方が硬いはずです。

そんなチタン系合金は一年戦争が進むにつれチタン系合金セラミック複合材にその役割を取って代わられることになります。

チタン合金セラミック複合材

一年戦争時当初、連邦軍の量産機にはチタン系合金が使われていましたが技術改良が進んだのかチタン系合金セラミック複合材という新たな装甲材質が使われ始めます。

複合材とはそのままの意味では2つの異なった材料を組み合わせて1つの材料にすることです。

次にセラミック複合材ですがメリットとしては耐熱性が高く、金属よりも軽く、硬度は高いそうです。

これだけ見るとモビルスーツの装甲材質としては適した素材と言えます。もちろんデメリットもあり脆性破壊や熱衝撃破壊が起きやすいそうです。

ルナチタニウムなどと比べ詳細な設定がないので詳しいことは分かりませんが、恐らくチタン系合金よりは強度な材質であると思われます。

一年戦争後も、ジムカスタムやジムⅢにジェガンやギラ・ドーガといった量産機などにも使われています。もっともジェガン当たりの時代になると技術発展によりチタン合金セラミック複合材もガンダリウムβほどの強度を得たとされています。

なので強度的には一年戦争と第二次ネオジオン抗争では別物といっても良いかもしれません。

熱衝動と脆性破壊の補足

熱衝動について

急激な加熱または冷却によって物体内に急激な温度変化が生じ,それに伴う衝撃的な熱応力のために物体が損傷する現象。

出典:熱衝撃(ねつしょうげき)とは – コトバンク

脆性破壊について

固体に大きい力を加えて永久変形させる場合,金属のように変形の程度を連続的に変えられる性質を塑性 (プラスティシティ) ,ガラスやセラミックスのように変形しないで突然に壊れてしまう性質を脆性 (ぜいせい) といい,このような壊れ方を脆性破壊という。

出典:脆性破壊(ぜいせいはかい)とは – コトバンク

超硬スチール合金

一年戦争時のジオン軍ではこの超硬スチール合金という装甲材質を用いており、ザクⅠからゲルググといったあらゆるジオン製モビルスーツがこの装甲材質を採用していました。

現実におけるスチールはコストとしては低いのが特徴なので大量に生産するモビルスーツには適した素材といえます。更には加工もしやすいため、複雑な形状であるモビルスーツとマッチしているといえます。

ただし重量の観点から見たとき重いのが難点で更に錆びやすいという欠点も持っています。重さはともかく錆びるという面に関しては何らかの防錆加工は施されていたのではないかと思いますが定かではありません。

 

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