MTGブラックロータス値段が高い理由や効果について解説!

MTGブラックロータス値段が高い理由や効果について解説!

MTGは世界初のカードゲームであり、25年以上の歴史を積み重ねてきています。

当然ながらこれまでに多くのカードが発売されてきましたが、中には通常では考えられない値段が付くカードもあります。

そんなMTGの中でもっとも高額なカードとされているのがブラックロータス(Black Lotus)です。

その値段は現在50万円以上とされており、今後もその価格は上昇するはほぼ間違いとされています。

カードをやらない人からすれば何故カード一枚に50万円の値が付くのか疑問に思われるでしょう。

そこでここではブラックロータスの値段が高い理由や、ブラックロータスの効果について解説しています。

ブラックロータスの値段が高い理由とは?

先ほどブラックロータスは50万円以上すると記載しましたが、状態によってはその値段は更に膨れ上がります。

つい最近ではブラックロータスが16万6100ドル日本円にして1850万円で落札された耳を疑うようなニュースが飛び込んできました。

そんなブラックロータスの値段が高い理由について説明していきましょう。

ブラックロータスがここまで値段が高い要因としてはその希少性とカードの強さがあります。

まず希少性ですがブラックロータスが収録されたパックが発売された時期は2回あります。

1回目がリミテッド・エディションでこれはMTG初のカードセットであり先行販売という形で1993年8月5日に発売されました。

このリミテッド・エディションは印刷時期によってカードの形状などが微妙に異なっており、

第一刷をアルファ版、第二刷をベータ版と呼びます。

特にアルファ版は現在のMTGのカードと比べると角が丸いのが特徴で、カードテキストの記載方法も異なっています。

アルファ版のカードは260万枚のみ印刷されており、その後のリミテッド・エディションはすべてベータ版となっています。

希少性で言えば限られた期間でしか印刷されなかったアルファ版の価値が高く、同じリミテッド・エディションのカードでも

アルファ版の価値の方が高くなります。

そして2回目が1993年12月1日に発売されたアンリミテッド・エディションです。

リミテッド・エディションから一部変更されて発売された再販セットなのですが、主な変更点としてはカードの枠が黒から白に変更されています。

いずれも古いカードセットとなるためどれも希少価値が高いのですが順位を付けるなら、アルファ版>ベータ版>アンリミテッド・エディションとなります。

ブラックロータスが収録されたセットはいずれも現在は販売されておらず、ブラックロータスは1993年12月1日発売のアンリミテッド・エディションから再録されていないのでその希少価値は年々高くなっています。

ここで一部の人が「これだけの値が付くほどの人気カードなら何故再録しないの?」と疑問に思われる人もいるでしょう。

確かにカードゲームでは人気の高いカードは再録されることは珍しくないですが、ブラックロータスの場合、そもそも公式で再録を禁止していることを明言してます。

MTGでは再録禁止カードと呼ばれるものがあり、これは再録禁止カードに指定したカードは今後一切再録しないと決めたものです。

これが制定された理由は長くなるので今回はこれ以上詳しくは触れませんが、ブラックロータスもこの再録禁止カードに指定されているため再録は出来ません。

カードゲームでは基本的に再録されると供給量が増えるため、カード価格が下がることになります。

ただ再録禁止と分かっているため、そのカード価値は今後も下がることはないとされています。

なのでブラックロータスの価格が暴落する心配もないため、値段も年々上昇している訳です。

次の項目からはブラックロータスの強さの部分に触れていきます。

ブラックロータスの効果

ここまででブラックロータスの希少性についてはお分かり頂けたと思います。ただしブラックロータスが希少性だけで値段がここまで吊り上がっている訳でなく、そのカードの強さも高値を付ける要因となっています。

まずはそのブラックロータスの効果から確かめてみましょう。

Black Lotus(0)
アーティファクト
(T),Black Lotusを生け贄に捧げる:好きな色1色のマナ3点を加える。

MTGを知っている人ならばその強さが一目で分かると思いますが、それ以外の人には分かりづらいと思うので簡単に説明していくと

MTGでは基本的にカードを使うのにはマナと呼ばれるコストを支払う必要があり、強大なカードほどそのマナは多くなります。

マナを生み出すには一般的に土地カードと呼ばれるカードが必要となり、大体土地カードは1枚で1点のマナを生み出せます。

ただし土地カードは他のカードの効果を使わないと1ターンに1枚しかおけません。

更にマナには5つの色があり、殆どのカードが5つの内の色を持っており、支払うマナもその色にあったマナが一部必要となってきます。

土地カード以外にもマナを生み出せるカードはありますが、大体は使うのにマナが必要になってきます。

しかしこのブラックロータスは一度切りですが好きな1色のマナを3点まで加えれることが出来ます。更にブラックロータスを使うマナは0であるため、マナを消費することなく、マナを3点を増やすことが出来ます。

ここまで効率良くマナを増やせるカードはなく、ブラックロータスの値段を高める要因となっています。

1850万円の理由とは?

1850万円の値が作られたブラックロータスですが、こちらの記事でも書かれている通り今回落札されたブラックロータスは特に希少であるアルファ版のブラックロータスです。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190307-00073551-denfami-game

枚数も1100枚印刷されておらず、更にカードの保存状態を評価している会社が今回は保存状態は良好と評価しています。

世界発のトレーディングカードゲームであるMTGが発売された当時、カードを保護するスリーブを付ける文化はなく、現代のカードと比べると当時のカードは保存状態が悪いことが多く、今回のような評価が付けられることは少ないと思われます。

それら要因も重なって今回の1850万円という値が付いたのでしょう。

もはやこのレベルまで行くとカードというよりは絵画などと同じで美術品と表した方がいいのかもしれません。